
コーデックは優れた情報通信制御技術でIoT(M2M)を実現します。
M2Mとは「Machine to Machine」の略で、PCやサーバーのほか、家電や自動車、センサなど、あらゆるモノとモノが通信で繋がり、自律的な通信機能でモノ同志が人を介さず情報交換を行い自動で制御する”Internet of Things”の世界の事です。
IoTが広がることで、メールやSNSを介して人と人、人とサーバが繋がってきたインターネット社会が一変するといわれています。
IoT市場は、新興国需要を取り込んでグローバルに急拡大。産業活動に止まらず、データのクラウド化が後押しするビックデータの活用は医療や防災など公的な分野にも様々な利益をもたらすといわれています。
機械などにあるセンサーから得られる状態・量・位置などの情報を集める「センシング技術」と、機械などを離れた場所から操作する「遠隔制御技術」の2つの技術を使いデータの「見える化」や機械の「自動制御」を実現します。
それが、コーデックが提供するIoTサービス、'CS-M2M(CPS)'です。
- CS-M2Mは、多種多様なセンサノードのユニットからIoTターミナルでデータを3G回線を使って直接クラウドサーバに送信します。
- これまでクライアント主体の垂直統合・構築型のシステムと比べ、現場にIoTユニットとターミナルを設置するだけでデータの収集と保管が可能に、システムの開発期間とコストを大幅に削減します。
- クラウドサーバを使った水平統合型プラットフォームを導入、公共を含む様々な事業体の観測・監視・蓄積データを活用した異業種のサービス連携や、事業分野をまたがる複合的な利活用にも展開が可能です。
コーデックの汎用型IoTユニットとターミナルで大幅なコストダウンを実現!!

様々な分野で活躍するコーデックのIoTシステム、"CS-M2M"の
一部を紹介します。
ハウス栽培向け農業支援システム
ハウス栽培農家の燃料コストダウンをCS-M2M(CPS)で実現
ハウス栽培農家にとって、大きな負担となるのが暖房に必要な灯油にかかる経費です。コーデックのCS-M2M(CPS)では、ハウス内の温度状況・燃料消費量などをセンサーネットワークから収集し、データベースに蓄積します。
これにより、最適な暖房効率を確立・管理が可能になり、農家の暖房経費の削減に貢献しています。
また、情報は端末に表示し、モニタリングおよび分析を可能にします。
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清酒醸造計測システム
杜氏の熟の技とノウハウを、きめ細やかな制御・管理で再現
酒造りで一番大事なのは温度管理。伝統の酒造りを再現するためには、発酵によって20℃以上にも上昇するもろみの品温を、造り手の意図に沿って誘導することがとても重要です。このシステムでは、無線と非接触多点計測で、きめ細やかな制御・管理を行い、熟練した職人のノウハウを再現します。
後継者不足による少人数での酒造りや熟練技術者への負担軽減など、様々な問題解決のためにも、コーデックの技術が活かされています。
着席の見える化システム
センシング技術で、着席情報を把握。高齢者の安否確認への応用も。
現在防犯・医療・福祉など多様な分野で活用されつつあるセンシング技術。特に人の動きや位置検出など、人と機械のコミュニケーションを仲介する近接センサーは社会インフラの高付加価値化、省エネ化の一翼を担うものとして新規市場を創出し始めています。
着席の見える化システムは、店舗・オフィス・公共施設等の着席情報を一目で把握できるほか、医療分野・高齢者の安否確認への応用も期待できます。